みなさん、こんにちは。
トレーナーの佐々木です。
本日は、運動が続く人と続かない人の違いと、運動を習慣化するための5つのコツというテーマで、ブログを書いていきたいと思います。
運動を始めても、なかなか続かない、そんな悩みを持つ方は、とても多いと思います。
実は、運動を続けられている人でも、もともと意志が強いという方は、そんなに多くありません。
ほとんどの場合は、続けられる環境を用意して工夫しているだけなんです。
今回は、運動が苦手な人でも、無理なく続けられる習慣化のコツを5つまとめてみました。
個人的には、5つ目が最も効果的だなと思いますので、ぜひ真似してみていただければと思います。
まず1つ目、完璧主義を手放す。です。
よく多くあるのが、週5日はジムに行かないと意味がない。
しっかり2時間、トレーニングしないとだめみたいな、こういった完璧を目指す思い込みは、最も習慣化を壊す原因になります。
大事なのは、現状の自分からできる範囲で目標を設定することです。
5分のストレッチですとか、10分の散歩でもOKですので、まずやらないことよりも、とにかく少しやる。
これが積み重なると、体は確実に変わっていきます。
ゼロか100の考えではなくて、グラデーション的な考え方がとても重要ですね。

2つ目は、目標は行動ベースで設定する。
-5キロ痩せたい!肩こりを治したい。
これは結果の目標です。
もちろん大事ではあるんですけども、習慣化にはつながりません。
続けるために、行動に落とし込むことが必要です。
どういった目標を設定すればいいかというと、例えば毎朝5分だけ散歩する、週に2回ジムに行く、夜寝る前に、呼吸のストレッチをするなど、行動をベースにした目標を設定することで、続けやすくなります。
3つ目は、ハードルを徹底的に下げる。です。
運動が続かない理由のほとんどは、準備が面倒だからです。
それであれば、ハードルを下げる工夫をしましょう。
例えば、ジム用の荷物を前日にセットしておくとか、シューズを玄関に置いておく、トレーニングウエアを見える場所を用意しておく。
朝起きてすぐストレッチできるように、マットを敷きっぱなしにしておくなど、始めるまでの手間を減らすだけでも、驚くほど行動しやすくなります。
4つ目、ジムに行った時のご褒美を設定する。
意思力に頼るのではなくて、運動イコール気持ちいいことと脳に覚えさせることも大事なことです。
個人的な考えですが、人は意志の力よりも願望のほうが強いと思っております。
なので、トレーニングのあとだけ好きなコーヒーを飲む。
ジム通いが1週間続いたら、ご褒美のデザートを食べる。
ジムに10回行けたら、欲しかった服を買うなど、自分へのご褒美は、習慣化を強力に後押ししてくれるはずです。

最後は、人に話す、記録する。です。
人は、見られていると頑張れる生き物です。
これは、僕が2021年大会出場時の話ですが、カレンダーにその日の自分の体重や、どこの部位のトレーニングをしたかなどを記録するということを行っていました。
先週は週3日トレーニングをしたから、今週は週4日頑張ろうなどと、カレンダーを見るだけで頑張ろうと思えます。
ほかにも、トレーニングの記録をSNSにアップする。
手帳に運動した日をマークする。
友達と一緒に取り組む。
ジムのトレーナーに目標を伝えるなど、人の目をうまく利用すると、継続しやすくなります。
最後になりますが、運動は意志が強い人たちだけが続けられるものではありません。
正しい工夫をすれば、誰でも必ず続けられます。
小さな行動が未来の自分の体を作るので、無理なくできることから始めていきましょう。