今回のブログテーマは題してアブローラーは絶対にやるな!です。
なぜかと言いますと私、寺尾は、あのコロコロ転がすアブローラーの腹筋トレーニングで、まさに腰を痛めているからです。
トレーナーの僕でも腰を痛くしてしまうので、皆さんはアブローラーは絶対にやめましょう!という注意喚起を目的に今回ブログ書いております。
ただここまでだったら、アブローラーめちゃめちゃ悪者になってしまっていると思うんですけど、実際腹筋のトレーニングとしてはすごく効果的であり、強度が高いので比較的筋肉がつきやすいトレーニングとなっています。
なので問題なくできる方だったら、全然やってもいいんですけど、実施前に「アブローラーをやってはいけない人の判断ポイント」をもとに見極める必要があります。
そのポイントとは「背中が硬い」っていう点と「太もも前の筋肉が硬い」っていう2点です。
この2点が当てはまる場合、アブローラーは絶対にやらないでください!
なんでこの2点が当てはまるとアブローラーをやっては駄目かというと、「腰が反りすぎてしまう」んですよね。
腰が反りすぎてしまうと腰に負担がかかってしまうので、寺尾のように腰を痛めてしまうことになります。
この腰をただ痛めるだけだったらまだいいんですけども、伸展型腰痛といって反ったときに腰が痛い場合、腰椎分離症だったり、腰椎すべり症といった大怪我になってしまいます。
なので、腰が反ったままアブローラーをやらないためにも背中が硬い人や太もも前が硬い人っていうのはアブローラーをやらないでください。
ただこれらのポイントが当てはまっていてもアブローラーやりたいよっていう人は、次に紹介するおすすめのストレッチが2つありますので、それをやってからアブローラーをやってください。
まず1つ目、太もも前の筋肉を伸ばすストレッチなんですけど、画像の通り、壁に足をくっつけて背中を壁に押し付けます。
太ももがやわらかいかどうかの判断にもなるんですけど、しっかり動作をしたまま頭と背中が壁にくっつくところまで柔軟性を確保してください。
これができない人はアブローラーをやっては駄目です。
次に背中の筋肉が硬いっていうところなんですけど、脇付近にある広背筋という筋肉で、ここが硬いとうまくバンザイできないんです。
肩の可動域制限が出てしまってうまくバンザイができず、それをごまかすように腰が沿って、無理に頑張ってしまうので、背中のストレッチをやる必要があります。
広背筋をフォームローラーだったり、ポールでストレッチポールでゴリゴリほぐすようにほぐしてください。
背中が硬い、太もも前が硬い、けどアブローラーをやりたいっていう人は、この2つの筋肉をしっかりほぐしてからアブローラーに臨んでください。
そしたら、寺尾のように腰が痛くならずに済むので頑張ってみてください!