こんにちは。鎌田です。
今日は瞬発力を上げるためのトレーニングっていうところについて紹介していこうと思います。
まず瞬発力を上げたいという場合、単純に足を速くしたいということや、野球のバッティングの飛距離を伸ばしたい、バスケやバレーに必要なジャンプ力が欲しいという時に瞬発力の必要性を感じるのではないでしょうか。
その際に体全体の動きに大きく関わる股関節の種目の話が必要不可欠になってくるので、おすすめの種目ややり方について紹介していきます。
1つ目はルーマニアンデッドリフトっていう、ヒップヒンジのトレーニングです。
股関節を支点に体をおじぎさせていくっていうトレーニングですね。
注意点は膝の動きではなく股関節の動きで体をおじぎさせ、腰はあんまり丸めないようにすることです。
これはできる限りなるべく重い重りでできるといいかなって感じです。
腰を痛めることが多いので、注意してください。
2つ目はスイングというトレーニングです。
さっきのルーマニアンデトリフトの動きと全く一緒なんですけど、股関節を折り曲げて伸ばしてくるときに、反動を使っておもりを振り上げる形になります。
イメージは真上に力を伝えて、重りを上げていくイメージ。
この時に腰が丸まったりしないように意識しながら、重りを振り上げてください。
しっかり真上に力を伝えていけるようになると、横方向にもしっかり力を伝えられて、ゴルフのスイングにも役立ちます。
さらにねじる動きっていうのがバスケットボールやサッカー、野球には入ってくるので、真上に力を伝えられるようになると、競技内におけるねじる動きをはじめ機能的な動作がしやすくなります。
3つ目はスクワットジャンプっていう種目です。
先ほどの股関節の動きプラスちょっと膝を曲げて、スクワットの姿勢を取ってから、手の動き回わせて上にジャンプしてください。
着地もまたスクワットの姿勢で行い、またジャンプを繰り返すっていうトレーニングになります。
これもなるべく一回一回、素早く切り返してなるべく早くできるように意識してみてください。
この股関節の動きっていうのが、爆発的なパワーにつながります。
ヒップヒンジができないと、瞬発力アップには、つながっていかないので意識しながら実施してみてください。
最後は膝も股関節も伸ばしたまま、足首も使わず行うポーゴジャンプという種目です。
ただ床を叩いてその反発だけでジャンプする種目です。
床からの反力、跳ね返ってくる力を利用して、上に力を伝えるっていう感じです。
腕を回して反動をつけてもいいのですが、特に意識してほしいのは床との接地時間です。
足が速い人の特徴っていうのは、普通に比べて足が地面についてる時間が極端に短いんですよね。
この反力をもらうのがうまいっていうのがあります。
接地時間を短くしていくことが、足を速くするところにもつながっていくので、ポーゴジャンプの際に床と足の設置時間はなるべく短くして、なおかつ高く跳べるように取り組んでみましょう。
地面からの反力がもらえるようになってくると、スピードが上がってあらゆる競技において有利なプレーがしやすくなります。
例えばサッカーにおいて良いポジショニングでボールを受けやすくなり、選択肢の幅を広げることができます。
瞬発力を意識して今回紹介したトレーニングをやってみてください。